肉ばなれの対処法
- physical-infinity
- 2017年4月19日
- 読了時間: 2分

こんにちは。
日本ハムの大谷翔平選手が肉ばなれで登録抹消となりました。
しばらくはリハビリにて調整となっています。
そこで、リハビリは何をするのでしょうか。
皆さんも再度確認してみましょう。
応急処置としてRICE処置を行います。アイシングについては受傷後より48時間継続することが望ましいとされています。通常痛みが軽減するまでの1〜2週間は患部に過度な負担をかけないことが原則ですが、患部外のトレーニングは行いましょう。
日常生活にて疼痛が生じなくなればストレッチを開始し、可動域が足関節中間位まで回復すれば筋力トレーニングを開始します。
筋力トレーニングは等尺性運動より開始し、等張性運動、荷重下でのトレーニングへと進めていきます。全可動域にて不安定感なく行えるようになれば、速度をもたせたより負荷の高い遠心性収縮トレーニングへと移行します。
ストレッチも同様に患部の疼痛ではなく伸張痛を感じる範囲で運動負荷を変更していき、違和感がなくなってくればスポーツ関連動作を行い受傷後4〜6Wでの復帰を目標とします。
大谷選手も復帰までには4週間かかると言われていました。
損傷組織が不全の状態で復帰を行うと再発率が高くなり、復帰に3Mかかることもあるため、注意が必要となります。
大谷選手もしっかりと治して復帰してもらいたいです。
引用:下肢スポーツ外傷のリハビリテーションとコンディショニングより
肉ばなれした際は、甘く考えずしっかりと正しい方法で対処しましょうね。
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