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五十肩(肩関節周囲炎)

  • physical-infinity
  • 2017年11月21日
  • 読了時間: 2分

よく聞く疾患名ですね。

これを機会に学習してみましょう。

【症状】

◯運動時痛

動かす時に痛みがありますが、あまり動かさないでいると拘縮を起こし、肩の動きが

さらに悪くなります。髪を結ったり、服を着替える時に不自由になります。

○夜間痛

夜の寝返りや肢位によりズキズキ痛み不眠になることもあります。痛い肩を上にして若干屈曲位にすると痛みが緩和します。

【原因・病態】

中年以降、特に50歳代に多く見られ、その病態は多彩です。関節を構成する骨、軟骨、靭帯や腱が老化して肩関節の周囲の組織に炎症が起こることが主な原因と考えられています。肩関節の動きをよくする袋(肩峰下滑液包)や関節を包む袋(関節包)が密着するとさらに動きが悪くなります。

【治療】

自然に治ることもありますが、放置していると癒着し拘縮を起こしてしまうこともあります。そうなると、日常生活において支障が出てしまいます。急性期には、アームスリングや三角巾を利用し安静にする事が重要です。鎮痛薬や注射も有効とされています。

急性期を過ぎると物理療法や理学療法といったリハビリも有効とされています。

拘縮が強く、なかなか改善しない場合は鏡視下手術という場合もあリます。

私の父親も同じ症状でした。軽かったため、簡単なリハビリで改善しましたが「治るだろう・・・」が一番危険です。1カ月で改善しない場合は、近くの整形外科に行くことをオススメします。

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