ゴルフの障害部位はどこが一番多い?
- physical-infinity
- 2017年5月15日
- 読了時間: 2分

宮里優作選手が、男子ゴルフツアーメジャー第1戦日本プロ選手権日清カップヌードル杯で見事優勝を収めました。これで、2戦連続Vですね。
同じ、沖縄県民としてとても嬉しく思います。
さて、ゴルファーにとって最も多い障害部位は何処だか皆さんはわかりますか?
今回は過去に調査されたアンケート結果を踏まえた文献をご紹介させて頂きます。
《対象》
日本プロゴルフの1994〜1999年の6年間に合格した243名の男子ゴルファー。
《外傷・障害の項目》
ゴルフが原因となるスポーツ障害では、腰痛が最も多く全プロゴルファーの61.3%を占め、次いで首の痛み39.9%、背中の痛み33.3%、手首32.3%、肩こり28.8%でという結果であった。
《トレーニングに関する項目》
基礎トレーニングは、やっている選手55.6%、やっていない選手44.4%であった。やっている選手の内容は、ウエイトトレーニング66.2%、ランニング50.4%、ストレッチング31.6%という結果であった。
引用文献:白木 仁 プロゴルファーの障害調査臨床スポーツ医学:Vol.17,No.20(2000-12) より
今回紹介させて頂いた文献は、かなり前の文献ですが、やはり腰が一番多い結果となりましたね。外傷・障害の部位は現在もほとんど変わらないように感じます。驚いたのは、トレーニング。10年前はプロの半分しか基礎トレーニングをしていなかったというのは驚きです。現在は、専属トレーナーをつけるプロ選手もいるぐらいですので、そんなことはないと思いますが。
あれだけの距離を歩いて、ボールを打つわけですからトレーニングをしないで再現性を出すということは、とても難しいと思いますので。
今回、ゴルフについて色々な文献を探してみましたが、あまり見つけることが出来ませんでした。それと同時に、ゴルフ特有の動作というのも勉強していくと障害予防に繋がるなと感じました。
機会があれば、ブログ内にてゴルフの動作についても触れていきたいですね。
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