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シンスプリントとは?

  • physical-infinity
  • 2017年5月2日
  • 読了時間: 2分

“足が痛い”と言ってきた高校球児を診る機会がありました。

診察の結果、シンスプリントとのことでした。

よく耳にはしますが、病態、対処方法知っていますか?

一緒に勉強して見ましょう。

〜シンスプリント〜

シンスプリントとは、脛骨内側面の中央から遠位1/3にかけての疼痛や灼熱感、圧痛を愁訴とする障害であり、脛骨を取り囲む骨膜性付着部の炎症によって引き起こされます。ランニングやその他の持久系反復運動を行うアスリートに多発する障害の一つであり、急激にトレーニングを増やした際に生じることが多いと言われています。疼痛は後脛骨筋、長趾屈筋、ヒラメ筋などの付着部に生じることが多く、これらの筋の過用により引き起こされる場合が多いと言われています。

〜治療は?〜

初期治療の基本はトレーニングメニューの減少及び運動後のアイシングとするが、安静時期であっても患部外の筋力トレーニングは積極的に行います。シンスプリントを起こすアスリートはknee inの姿勢をとることが多く、特に股関節外転、伸展、外旋筋群のトレーニングが重要とされています。

復帰の目処は通常、1〜2週とされていますが、重症化すると3ヶ月とも言われています。

簡単ではありますが、どうでしたでしょうか?

中学校から高校に進学し、運動量が上がってくるとどうしても受傷率は上がってしまいます。

怪我をしないためにも、しっかりとしたストレッチやコンディショニングを実施することが大切になりますね。

皆さんもがんばって下さい。

引用文献:下肢スポーツ外傷のリハビリテーションとリコンディショニング

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